SEALS PRESENT`S LOCAL TORNAMENT
2009
「楽しい釣り!」、「きれいな釣り場!」を合言葉に開催している草トーナメントです。
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年間順位表 クラシック出場権利獲得者
第1戦 平成21年4月26日(日) 茨城県上野沼
ストーリー
SEALS-CUPの2009シーズンが、おなじみの茨城県上野沼で幕を開けた。
例年、朝一にキッカーフィッシュを釣り上げられるかどうかが優勝へのキーポントとなっており、今回も朝のフィーディングタイムには有望エリアに参加者が集中した。
だが、昨年までと違って激しい雨と強風が吹き付けてきたことにより状況は一変し、強風によって流されてきたシラウオを捕食するバスにどうやって口を使わせるかが勝負の分かれ目となった。
結果、シラウオとバスの動きを読み、最適な場所で最適なルアーを使ってリミットをそろえたasazouさんが開幕戦の勝者となった。
無論、これはポイント選択だけでなく、asazouさんの類い希なテクニックがあってのものであり、あの激荒れの中でバイトを取っていった技術には心から感銘を受けた。
第2戦 平成21年5月17日(日) 福島県曽原湖
ストーリー
2戦目は福島県桧原湖で開催予定だったが、大雨と強風その他諸事情により、これまたおなじみの曽原湖での開催となった。
昨年までと違い、季節的に少し早いこともあってバスがまだスポーニングに入っておらず、シャローとディープの中間にいると思われるバスにどうやって口を使わせるかがカギとなった。
案の定、プリスポーンのバスを速いルアーで釣っていったものが上位を独占し、その中でもダイビングミノーのハードジャークでリミットをそろえたasazouさんがブッチ切りのスコアをたたき出して優勝した。
これで開幕2連勝となったasazouさんだが、その高い技術はもちろん、1日中ミノーをジャークし続けた精神力も評価したい。
当分asazouさんの時代が続く、そんなことを予感させた戦いだった。
第3戦 平成21年6月7日(日) 福島県小野川湖
ストーリー
6月といえども、まだまだ冬の寒さが残る福島県裏磐梯で第3戦が開催された。
開催地となった小野川湖はSEALS-CUP初開催となる湖であり、だれがどれだけ釣ってくるかは全くの未知数であったが、時期的に好釣果が期待出来るのではないかと予想された。
しかし、当日の小野川湖はまたもやあいにくの天候となり、雨と風にさらされながらの釣りとなったが、天候とは裏腹に参加者達は次々とバスをキャッチしていった。
そんな中、裏磐梯で圧倒的な強さを見せるMさんが数でもサイズでも他を圧倒して2004年T沼戦以来となる優勝を成し遂げた。
この時期のスモールの居場所とパターンを熟知しているだけでなく、神経質なバスに口を使わせるテクニックに全員脱帽し、まだまだ上には上がいるということを再認識したことであろう。
第4戦 平成21年9月6日(日) 群馬県近藤沼
ストーリー
SEALS-CUP夏の風物詩とも言える近藤沼戦が今年も開催された。
毎回、陽が高くなると共に気温・水温が急上昇し、体力的にも精神的にも過酷な戦いとなるが、今回も気温が30℃以上となる猛暑の中での過酷な戦いとなった。
戦前、地元群馬勢と近藤沼を得意とするけんさん・キャナピーさんが上位に入るのではないかと予想されたが、やはり近藤沼戦で圧倒的な安定感を誇るキャナピーさんがカバーパターンを成立させて優勝した。
また、地元勢が2・4・6位に入ったように、やはりこういう渋いフィールドでは経験値も重要であるということを思い知らされた。
それにしても、これで近藤沼戦で5戦3勝のキャナピーさんは強い。
今後も、この沼での1戦では断トツの優勝候補となることだろう。
第5戦 平成21年9月27日(日) 茨城県Iダム
ストーリー
SEALS-CUP2009シーズンの締めくくりは、初開催となる茨城県Iダムで行われることとなった。
茨城県のオカッパリリザーバーとしてはNo.1の知名度を誇り、過去には釣りビジョンのロケ(関和学プロの番組)も行われたダムだけあって、シーズンを通してプレッシャーが高く、その天才的なバス達が参加者達を苦しめることになった。
朝一、DORAさんが49cmのビッグフィッシュを釣りあげた時には全員色めき立ったが、やはり陽が昇るとバス達は見えるものの口を使わず、皆を悩ませた。
そんな中、インレットのダウンショットパターンをハメて20尾を釣り上げたとも父さんが2008年I湖戦以来の優勝を飾った。
気になる年間タイトルの行方は、最後まで私(shimo)が獲得の可能性を残していたが1歩及ばず、序盤の連勝で勢いに乗ったasazouさんが年間総合優勝の栄誉に輝くこととなった。