SEALS PRESENT`S LOCAL TORNAMENT
2008
「楽しい釣り!」、「きれいな釣り場!」を合言葉に開催している草トーナメントです。
年間順位表 クラシック出場権利獲得者
第1戦 平成20年3月30日(日) 茨城県上野沼
今シーズンの開幕戦は御馴染みとなった上野沼での開催となった。
例年、上野沼戦は4月か5月のベストシーズン中の開催が多かったが、今回はまだ寒さの残る3月に実施した。
直前プラでもバスを釣り上げたという声は全く聞こえず、かなりのタフコンディションが懸念されたが、結果朝一にスピナーベイトで42cmのビッグフィッシュを釣り上げた私(ホワイトナポレオン)がブッチ切りのスコアを叩き出し、去年に引き続き上野沼戦ウィナーとなった。
タフコンディションにもかかわらず、総数67尾のバスを釣り上げた参加者達には敬意を払いたい。
第2戦 平成20年4月27日(日) 群馬県多々良沼
「北関東一のデカバスフィールド」。いつの頃からか、そんな呼び名で呼ばれるようになった群馬県多々良沼でSEALS-CUP2008第2戦が行われた。
もちろん、SEALS-CUPでは初開催となる。
この日は朝から高活性で、asazouさんが驚きの55cmを釣り上げる等ビッグバスが時折ヒットしたが、決して簡単に釣れる訳ではなく、フィールドの状況からバスの居場所を読み、その時間に最適なルアーを選択しなければ口を使わないバスであった。
優勝したナカミさんはまさに陽が昇ってバスが孫兵衛川に差してくると読み、他の人では口を使わせることが出来なかった40upをキャッチし、他にも1尾追加して2006年第5戦上野沼以来の優勝を飾った。
タフコンディションになればなるほど真価を発揮するナカミさん、そして55cmを釣ったasazouさん共にこの1戦の勝者であろう。
第3戦 平成20年5月25日(日) 福島県曽原湖
さあ、今年もやってきました。年に一度のお楽しみ裏磐梯・曽原湖での戦いです。
毎年この時期は、スポーニング絡みのスモールが大挙してシャローに差してくるため比較的釣り易いですが、いかにしてキッカーフィッシュを混ぜるかというのが悩みどころ。
過去にはトップウォーターパターンでsouさんが2連勝したが、やはりいかにして人とは違うパターンを見付けるかが勝敗の分かれ目となった。
優勝したのは2007年I湖戦以来の優勝となった、たっくんさん。皆がシャローでスモールの入れ替えを図る中で、ディープの立ち木エリアにサスペンドするラージに照準を絞り、40upをキャッチして戦いに終止符を打った。
来年以降も、いかにしてラージのキッカーを混ぜるかがポイントとなるであろう。
第4戦 平成20年6月22日(日) 茨城県砂沼
今回は待ちに待った砂沼オカッパリ限定戦。
数年前から開催を計画しては断念してきたフィールドだけに、皆気合が入っていたが、と同時にプラでのタフコンディションから釣果を不安視する声も少なからず聞こえていた。
だが、試合が始まってみると、ビッグバスが乱れ飛ぶSEALS-CUPとしては珍しい爆釣劇となった。
参加25名中18名がリミットを揃えるという史上稀に見る大激戦を制したのは、インレットで回遊する良型のバスを3本揃えた私(ホワイトナポレオン)であった。
「常に過酷なシールズカップ」というけんさんが残した有名な言葉があるように、いつもタフなSEALS-CUPだが、たまにはこういう大激戦というのも良いなと感じた。
また是非とも開催したいフィールドであった。
第5戦 平成20年7月13日(日) 茨城県牛久沼
2年前の悪夢よ再び・・・
ベストシーズンにもかかわらず、28名中ウェイイン5名という結果だった牛久沼戦から2年。
今回は7月、しかも事前情報では全くと言っていいほど釣れていない状況での開催となった。
試合が始まると、やはり予想通り、いや想像以上にバスの活性が低く、開始後数時間経過しても誰一人バスを釣り上げられないという異常事態となったが、そんな中少数派のオカッパリで水の良いエリアをRUN&GUNして2尾のバスをウェイインしたDORAさんが念願の初優勝を遂げた。
今回も参加18名中ウェイイン3名という過酷な戦いであったが、そんな状況でもバスを持ち込むDORAさんの技術の高さには全員が驚かされた。
第6戦 平成20年8月24日(日) 群馬県近藤沼
いつものような焼け付くほどの猛暑は無く、逆に冷たい大雨が参加者達の体を冷やした今回の近藤沼戦。
気候の変動に人間だけでなくバスも付いていけず、低活性によるショートバイトに全員が悩まされた。
結果、バスはある1ヶ所のエリアに固まってしまうこととなり、その場所を素早く見つけ出した参加者が上位を独占した。
優勝したキャナピーさんは2年前のウィニングパターンであったカバー撃ちでは無く、バスが桟橋の外側に固まっていることを察知して素早くリミットを揃えた。
やはり、優勝するには経験と技術に裏付けされた「勘」が必要となってくる。
そんな事を感じさせられた1戦であった。
第7戦 平成20年9月28日(日) 福島県I湖
今回のSEALS-CUP2008最終戦・稲田湖戦はキーパーは楽に揃えられるがサイズが伸びない・・、そんな声が全員から聞こえてくる1戦となった。
今年は、初の年間タイトルを目指す私(ホワイトナポレオン)と、3年連続の王者を狙うキャナピーさんの年間タイトル争いが熾烈を極めており、最終戦までもつれこんでいた。
開始早々からバスの活性は高く、参加13名中11名がリミットを揃える激戦となったが、そんな中で42cmのキッカーフィッシュを手にしたとも父さんが初優勝を飾った。
年間争いでは追いすがるキャナピーさんを辛くも私が振り切って初タイトルを手中に収めたが、来年以降もこういった全員が拮抗する勝負を期待したい。
特別戦 平成20年10月26日(日) 茨城県某大規模河川
SEALS-CUP5周年を記念して、今年は年間タイトルには関係の無いオープン戦を「特別戦」と銘打って某大規模河川で開催した。
この川は数年前からSEALSのメンバー達が通い込んでおり、相変わらず釣れないが釣れればデカイという特徴を持つ難易度の高いリバーである。
参加者全員が船外機付ボートという機動力戦となった今戦を制したのは、以前からビッグバスのフィーディングエリアとして知られていたピンスポットでラージマウスバスをキャッチしたまーくんとなった。
ここも近年になって、以前はほとんど生息していなかったスモールマウスバスが増えてきたこともあって、なかなかBIGラージを釣るのは難しくなってきているが、こういったフィールドは末永く大切にしていきたい。
CLASSIC 平成20年11月30日(日) 茨城県T沼
いよいよ1年の総決算、クラシックの日がやってきました。
場所はSEALS-CUP発祥の地・茨城県T沼。
今まで、幾度と無く名勝負が繰り広げられてきた最高のフィールドです。
11月末という冬の足音が聞こえてきた季節に、誰がどのようにしてバスを釣り上げるのかが毎回楽しみでもあります。
試合前から、T沼でasazouさんに勝てる気がしない。という半ば諦めムードが漂っていた参加者達であったが、結果はやはりasazouさんのみビッグバスでリミットメイク&ブッチ切りの優勝となった。
この池のバスを知り尽くしているとはいえ、毎回腕利きの参加者が参加する大会で優勝をするのは並大抵ではない。
asazouさんの強さが初冬の寒さとともに身に染みたクラシックとなった。